日本人の現状 その3

てなわけで、数回にわたって勝手に書かせてもらっている日本サッカーについて。
今日は、DFについてです。
今日も分けわからないこと書いていると思うので見たい人だけ見てね。

日本は3バックなのか4バックなのか・・・

DFについて考えた場合、結局はここにたどりつくわけです。
基本的なことですが、これが重要なんですよね。
3バックで活躍している選手が4バックで活躍できるかと言えばそうでもないし、逆のことも考えられます。

◆3バックシステム

3バックの利点と言えば、相手FWが2トップの場合、両サイドのDFがそれぞれ対応することにより常に中央の一人が余る形が出来るわけで、争った後のルーズボールや2列目からの飛び出しに対処できるわけです。
だからこそ、中央のDFは上背がそれほどなくても活躍できる選手が出来るわけです。
また、4バックより人数が少ない分、ラインの上げ下げが出来やすくオフサイドトラップもやり易くなるわけです。
しかし、相手が1トップや3トップの場合、対処に困ってしまうのも3バックなんですよね。
3トップになると、全員に一人ずつ対処しないといけなくなるため、3バックの利点である1人余る形が出来ず2列目からの攻撃にやられるケースが出てくるわけです。
あの、日本−オーストラリア戦なんかは、そんな感じだったような気がします。
中央の宮本選手のカバーリングが効いていたのが、FWを増やすことにより宮本も対処しなければならず、結局ボランチが2列目を対処することによりボランチの前とかの中盤にスペースが出来てきたのかなと。
これは、中盤が疲れていたということも付け加えておきます。
また、3バックの欠点といえば、サイド攻撃されやすいという点もあげられます。
DF3人とも上背・フィジカルがあれば一人連れ出されても残り2人で対処できる部分もありますが、やはり外からポンポン投げ込まれやすくなるのはよくないことですからね。

◆4バックシステム

4バックの利点といえばやはり、SDFがいることでしょうね。
これで、相手のサイド攻撃を未然に防ぐことが出来ます。また、逆にサイドからのオーバーラップが出来るというのも4バックの利点です。
逆に欠点といえば、デフェンスラインが4人ということで上げ下げが難しいところ。
これば、ブラジル戦を見ればよ〜くわかると私は思います。
3バック以上に能力と経験と勘が必要な感じで、あの試合はやはり上げ下げがうまくいってなかったと思います。
一番わかるのは、最終ラインのパス交換の位置でしょうね。ブラジルと日本とでは全然やっているところが違っています。
また、CDFが2人ということでやはり上背・フィジカルが必要なのは当たり前。
そして、それ以上にSDFは守備・攻撃の両方必要ですからね。やっぱなかなか難しいポジションですよ。
守備が悪いとやはりその裏をついて来れますし、逆に攻撃参加しないと前にかけれる人数が少ない分乏しくなってしまうわけです。

それをふまえて

今、日本は3バック4バックどちらの選択を取るべきか・・・
ちなみに、トルシエはフラット3が特徴であり3バックを使っていました。ジーコは最初は4バックでいっていたのですが思ったより成績を残せておらず、3バックとの併用になりました。
4バックは超攻撃型と考え方をしていたのではないかと思います。
そして、次期監督候補の一人オシム氏は現在監督をしている千葉では3バックを使っているみたいです。
さてはて、オシム氏は代表監督に選ばれたら千葉と同じ3バックでいくのか、それとも4バックでいくのか。
まずは、初戦を見てから考えた方が良いですね。

人材は・・・

人材についてですが、3バックで行くならやはり宮本・中澤+αな感じになりそうな気がします。
やはり、日本は世界と比べてもDFは劣っているという感じです。
DFに移籍話が少ないことからもまだまだ日本DFの評価は弱い部分があります。
アテネ世代である、今大会メンバーの茂庭。今後の代表入りを期待される闘莉王那須、もっと若い世代でいえば清水の青山直や岩下、鹿島の内田、FC東京の増嶋などなどこれからが期待できる選手は出てきているのです。
※ある程度は調べていますが、間違いがあったらすみません。
しかし、代表に選ばれることがないかもしれないのも事実ですね。
それだけ、DFは前のポジションとはまた違った意味で連携の部分では重要であり固定されることが多いですからね。
とりあえず、日本のDFはまず世界と当たり負けない身体能力を作ってほしいです。
そのためにはやはり自国リーグのレベルアップが必要なんですよね。
さてはて、日本の初戦のDFにスタメン・サブ関係なく誰が選ばれるのか楽しみです。