日本人の現状 その2

にしても、オシム・ジャパンにピクシー(ストイコビッチ)入閣か?の記事には驚きましたね。
オシムストイコビッチコンビとなるとサムライブルーがもっと面白くなりそうな予感です。
てなわけで、今日は日本サッカーについて第2回目を。
昨日も言いましたが分けわからないことを書いているかもしれないので見たい人だけ見てね。
だって、お馬鹿さんだもん。
では、今日はMFについてです。

黄金の中盤もはや8年

日本の中盤の層の厚さはフランスが終わってトルシエ時代になってからいわれるようになってきたのかな。
そのころ、オリンピック代表に連ねていた中田・中村を筆頭にたくさんのMFがしのぎを削っていたわけです。

シドニーアテネ

ここで、若手の登竜門オリンピックのメンバーを比べてみます

シドニーオリンピック日本代表(2000年)

GK
1 楢崎 正剛◆◎ 
18 都築 龍太     
22 曽ケ端 準□
DF
4 森岡 隆三◆
5 宮本 恒靖◎   
3 松田 直樹
2 中澤 佑二◎
16 中田 浩二◎
20 山口  智□
MF
11 三浦 淳宏◆
7 中田 英寿◎
8 明神 智和
10 中村 俊輔◎ 
14 本山 雅志
12 酒井 友之
6 稲本 潤一◎
15 西  紀寛
21 遠藤 保仁□◎
FW
9 平瀬 智行
13 柳沢  敦◎
17 高原 直泰◎
19 吉原 宏太□
※□:予備登録選手 ◆:オーバーエイジ

アテネオリンピック日本代表

GK
1 曽ヶ端 準◆
18 黒河 貴矢
22 林 卓人□
DF
2 田中 マルクス 闘莉王
3 茂庭 照幸◎
4 那須 大亮
12 菊地 直哉
15 徳永 悠平
21 北本 久仁衛
MF
5 阿部 勇樹
6 今野 泰幸
7 森崎 浩司
8 小野 伸二◆◎
10 松井 大輔
13 駒野 友一◎
14 石川 直宏
20 前田 遼一□
FW
9 高松 大樹
11 田中 達也
16 大久保 嘉人
17 平山 相太
19 坂田 大輔□
※□:予備登録選手 ◆:オーバーエイジ

いわずとも

◎が今大会の代表メンバーです。
シドニー代表中心になるのは当たり前ですが、それに対してアテネ代表からはたったの3人。しかも、小野はオーバーエイジですし茂庭は田中離脱のための追加召集です。ってことは、アテネ世代からは最悪駒野1人だったわけです。
この結果を日本の若手は重く受け止めなければならないと思います。
今日はMFの話ですので、MFの話に戻りますが、こうやって見てもアテネ代表でも松井を始め今野や阿部など十分能力の高い人がそろっているんです。
ただ、結局誰も選ばれなかった。

4年後は28・29

このアテネ世代も4年後は28、9となるわけで、代表メンバーが多くなるとは思います。
ただ、28、9で初代表といって100%発揮できるかと言えば私は不安が残ります。
今大会の中村もそんな感じでした。
前大会落選したのとは対照的に今大会は3試合フルスタメンを果たしたのですが、思ったほどの活躍は出来なかったと思います。
問題は、調整不足・・・と言うよりうまく調整できなかったと言う方が正しいのかな?
そんな感じに中心メンバーに選ばれて自分も少なからずプレッシャー、相手からもプレッシャー・・・
4年後同じようなことが起こるとなるとやはり厳しい戦いがまっているのかなと。

ただ

最初も言ったとおり、日本はやはりMFが一番層が厚いと思います。
シドニー世代も4年後は30代前半。まだまだ活躍できる年齢です。
それに、今度は北京オリンピックもありますしそこから将来の代表メンバーが新たに現れるかもしれません。
後は、監督がどの基準を持ってして代表メンバーを選ぶのか。
これは、監督じゃないとわからないわけでして。
私は監督じゃないのでやはり勝手に書いていくしかないわけでして。
ただ、世界と争えるようにもう1ランクアップした日本の黄金の中盤が見てみたいものです。
そのためにも、まずは90分走りつづけられる体力と当たり負けないフィジカルが必要なのでしょうか??